むし歯予防だけじゃない!噛む回数と脳の健康|なないろ歯科クリニック|千葉県船橋市の歯医者

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むし歯予防だけじゃない!噛む回数と脳の健康


親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のなないろ歯科クリニックです。皆さん「よく噛むことが、実は脳の若さを保つことにつながる」ということをご存じでしょうか?

「噛む」というと、むし歯予防や消化を助けるイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし近年の研究では、噛む回数の減少が記憶力や集中力の低下に関わる可能性が指摘されています。お子さんの発達から、ご自身やご家族の将来の健康維持まで、噛む習慣は世代を問わず大切なテーマです。今回は、その理由と日常でできる工夫を分かりやすくご紹介します。

なぜ噛むことが脳に影響するのか

噛む刺激が脳の血流を増やす仕組み

食べ物を噛むと、あごの筋肉や神経が繰り返し働き、その刺激が脳へと伝わります。特に、記憶をつかさどる「海馬(かいば)」と呼ばれる部位は、噛む動作によって血流が増えることが分かっています。海馬は新しいことを覚えたり、過去の出来事を思い出したりする際に重要な役割を担う脳の部位です。よく噛んで食事をすることは、この海馬に適度な刺激を与え、脳を活性化させる助けになると考えられています。

噛む回数の減少が招くリスク

現代人の食事は、やわらかい食品が中心となり、噛む回数が大きく減っていると言われています。ある調査では、弥生時代の食事では一食あたり約3990回噛んでいたのに対し、現代の食事では約620回程度まで減少しているという報告があります。噛む回数が減ると、あごの筋肉が衰えるだけでなく、脳への刺激も少なくなってしまいます。その結果として、集中力の低下や、噛み合わせのバランスが崩れることによる肩こり・頭痛につながるケースも見られます。

世代別に見る「噛む力」と健康リスク

子どもの発達と咀嚼(そしゃく)習慣

咀嚼とは、食べ物を歯で細かく噛み砕く動作のことです。子どもの時期にしっかり噛む習慣を身につけることは、あごや口周りの筋肉の発達に大きく影響します。あごが十分に発達しないと、歯が並ぶスペースが不足し、歯並びが乱れる原因になることもあります。また、よく噛んで食べることは、脳への刺激を通じて集中力や学習意欲の土台づくりにもつながると考えられています。小さなお子さんをお持ちの患者様には、やわらかい食品ばかりに偏らず、根菜やきのこ類など、噛みごたえのある食材を取り入れることをおすすめしています。

大人・高齢者の認知機能との関係

大人や高齢の方にとっても、噛む力の維持は重要です。歯を失った本数が多い方ほど、認知機能の低下リスクが高まるという研究結果も報告されています。歯が減ると自然と噛む回数も減り、脳への刺激が不足しがちになるためです。当院では、むし歯や歯周病の治療だけでなく、失った歯を補う入れ歯やインプラントによる噛み合わせの回復にも力を入れています。噛む力を取り戻すことは、食事の楽しみを守るだけでなく、脳の健康を支える意味でも大切な取り組みだと考えています。

当院が実践する噛む力を守るための取り組み

なないろ歯科クリニックでは、むし歯や歯周病が解決した後も、良い状態を長く保つための定期的なメンテナンスを大切にしています。噛み合わせのバランスは、時間の経過とともに少しずつ変化していくものです。そのため、当院では定期検診の際に噛み合わせの状態を丁寧に確認し、必要に応じて調整のご提案を行っています。

また、キッズスペースを設けるなど、お子さんが歯科医院を怖がらずに通える環境づくりにも取り組んでいます。小さなうちから歯科医院に慣れ親しんでいただくことで、生涯を通じてご自身の歯を大切にする習慣が身につきやすくなります。ご家族皆さまが安心して通えるホームドクターとして、世代を超えたお口の健康づくりをサポートしてまいります。

日常生活の中では、次のような工夫から始めてみるのもおすすめです。

  • 一口ごとに30回程度を目安に噛む
  • 口を閉じて噛む
  • 食物繊維の多い野菜やきのこ類を積極的に取り入れる
  • 食事中はテレビやスマートフォンから離れ、噛むことに意識を向ける
  • 違和感がある場合は放置せず、早めに歯科医院へ相談する

まとめ

噛む力は、むし歯予防だけでなく、脳の健康やあごの発達にも深く関わっています。噛む回数を少し意識するだけでも、日々の生活に良い変化が生まれるはずです。お口や噛み合わせについて気になることがあれば、なないろ歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

 

この記事の監修者

なないろ歯科クリニック 院長 北條 將貴

なないろ歯科クリニック 院長 北條 將貴/歯科医師

新潟大学歯学部卒業後、東京都内の歯科医院にて勤務。
平成24年に医療法人社団爽晴会あおぞら歯科クリニックに入社。
平成27年4月よりなないろ歯科クリニック院長に就任。
現在は院長として、家族で安心して通える医院づくりを心がけている。

本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。