インプラントVSブリッジ!失った歯の最適な選択肢を見つけよう
親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のなないろ歯科クリニックです。
欠損した歯を補うための治療法として、インプラントとブリッジが一般的に用いられています。この記事では、インプラントとブリッジの違いを詳しく解説し、それぞれの長所と短所をわかりやすく説明していきます。
1. インプラントとブリッジの基本的な違いを徹底解説
インプラントとブリッジは、欠損した歯を補填するための有効な治療手段ですが、それぞれの特性や利点、さらにはデメリットも存在します。ここでは、それらの基本的な違いを詳しく解説していきます。
手術の必要性
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インプラント
インプラント治療は、顎の骨に人工の歯根を埋め込むプロセスが含まれるため、外科手術が必要です。この手術には、歯肉の切開や顎の骨に穴を開ける処置が伴い、インプラントが骨としっかり結合するまでしばらくの時間がかかります。 -
ブリッジ
一方で、ブリッジは隣接する健康な歯を支えにするため、外科的な手術は不要です。歯の一部を削る治療であり、比較的簡単に治療が終了します。
噛む力と機能性
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インプラント
インプラントは、天然の歯とほぼ同じくらいの噛む力と機能を提供します。食物の咀嚼や音声の発音にも影響を与えず、日常生活を快適に維持できます。 -
ブリッジ
ブリッジもかなりの噛む力を持っていますが、インプラントに比べると劣ります。また、支えとなる歯に過剰な負担がかかり、長期的には問題が生じる可能性も考慮する必要があります。
費用と保険適用
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インプラント
インプラント治療は自費診療であり、保険が適用されません。治療費用はなないろ歯科クリニックの場合、一本につき40万円~50万円程がかかります。 -
ブリッジ: ブリッジは多くの場合、保険適用が可能であり、比較的安価に治療を受けられます。
審美性の観点
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インプラント
美的な面で見ると、インプラントは天然歯と非常に類似した見た目を実現します。目立たない固定式であるため、笑顔を自信を持って見せることができます。 -
ブリッジ
ブリッジも一定の審美的特性を持っていますが、使用する材料によって見た目は異なります。保険適用の素材を用いると、天然の歯と色合いが異なる場合が多いです。
寿命とメンテナンス
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インプラント
定期的な歯科検診やケアを施すことで、インプラントは10年以上使用できると期待されます。ただし、それらを怠っていると、インプラント周囲炎のリスクが増加します。 -
ブリッジ
一般にブリッジの寿命は約10年程度ですが、隣接する歯への負担が増すことで寿命が短くなる可能性があります。
2. インプラントを選ぶべき理由と注意点
インプラントのメリット
インプラントの主なメリットについて、まとめたものをお伝えします
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自然な外観と感触
インプラントは、顎の骨に埋め込む人工歯根に基づき、見た目や感じが天然歯と非常に似た人工歯を装着します。そのため、周囲の歯とも調和し、自分の歯と同様に食事を楽しむことができます。 -
健康な隣接歯を保護
ブリッジとは異なり、インプラントでは周囲の健康な歯を削る必要がなく、他の歯に無用な負担をかけません。これによって、口腔全体の健康を保ちやすくなります。 -
顎の骨の健康を促進
インプラントは、顎骨に適度な刺激を与えることで、骨吸収を防ぎ、骨を健康に保つのに役立ちます。この効果は、将来的な歯の喪失リスクを軽減する要因にもなります。
注意すべき点
インプラント治療を受ける際には、いくつかの注意が必要です
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外科手術のリスク
インプラント施術は外科手術を伴いますので、術後に感染や合併症のリスクがあることを理解しておくことが重要です。施術前には必要な健康診断を受けることをお勧めします。 -
全身健康状態の確認
糖尿病や心疾患など、全身に影響を与える病歴がある方は、インプラント治療が適切でない場合があります。特に糖尿病の方は、治癒に影響をもたらす可能性があるため、事前に歯科医師と十分に相談することが大切です。 -
定期的な歯科検診やケアの重要性
インプラントを長期間維持するためには、定期的な歯科検診やケアが欠かせません。特にインプラント周囲炎などは注意が必要で、日々の口腔ケアが重大な役割を果たします。
どんな人におすすめか
インプラント治療は、以下のような方々に特に適しています
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十分な骨量を持つ方
骨の量が十分で、骨造成手術を必要としない方には最適です。 -
見た目を重視する方
視覚的な美しさを重視している方には、インプラントは高い満足感を提供できる治療です。 -
長期的な治療を検討している方
治療費用は高額ですが、その持久性から長期的な視点で見ると費用対効果が高い治療です。
3. ブリッジを選ぶべき理由と注意点
ブリッジのメリット
ブリッジの主なメリットについて、まとめたものをお伝えします
経済的な負担が少ない
ブリッジ治療の大きな魅力の一つは、インプラントなどの自費診療と比較して治療にかかる費用が低いことです。保険が適用されるケースが多く、経済的な負担が少なく済むメリットがあります。
短い治療期間
ブリッジによる治療は、一般的に1〜2ヶ月以内に完了します。それに対し、インプラント治療は通常数ヶ月から半年かかるため、短期間で治療を希望する患者様にとって、ブリッジは適しています。
咬合の安定性
ブリッジは隣接する歯にしっかりと固定されるため、義歯と比べて噛み合わせの安定性が高いのが特徴です。しっかりと食材を噛むことができるため、食事の面で多くの利点があります。
ブリッジのデメリット
健康な歯を削る必要がある
ブリッジ治療は、隣接する健康な歯を一部削る必要があり、これが主なデメリットの一つです。そのため、削った歯の耐久性が損なわれ、長期的には健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
メンテナンスの難しさ
ブリッジは、人工歯と歯茎の隙間に食べかすが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向があります。日常の歯磨きがとても重要ですが、特に清掃が困難な部分があり、適切なケアが必要になります。
寿命がある
一般的に、ブリッジの寿命は約5〜10年程度とされており、インプラントに比べると短命です。そのため、一定の期間が経過した後には、再度治療を行う必要が生じることがあります。
まとめ
インプラントとブリッジは、それぞれ特徴と利点、デメリットがあり、患者さんの状況に応じて最適な選択をすることが重要です。最近では、インプラントとブリッジを組み合わせる治療法もあります。
歯の欠損に悩む方は、自身のニーズと予算を考慮しつつ、歯科医師とよく相談しながら、最適な治療法を見つけていくことをおすすめします。
よくある質問
インプラントを選ぶ際の注意点はどのようなものがありますか?
インプラント治療には外科手術が伴うため、感染や合併症のリスクがあります。また、全身の健康状態によっては適さない場合もあるため、事前に専門医と十分に相談することが必要です。さらに、長期的なメンテナンスも欠かせず、日々の口腔ケアが重要になります。
ブリッジにはどのようなデメリットがありますか?
ブリッジ治療では、隣接する健康な歯を一部削る必要があるため、長期的に歯の健康を損なう可能性があります。また、人工歯と歯茎の隙間に食べカスが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、ブリッジの寿命は約5〜10年と比較的短いため、定期的な治療が必要になります。
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