オールセラミック治療で輝く自然な白い歯を手に入れよう
親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のなないろ歯科クリニックです。
近年、審美歯科の需要が高まっており、自然な白い歯を手に入れるためにさまざまな治療法が提案されています。その中でも、セラミックスを用いた治療は美しい仕上がりと長期的な耐久性が期待できるため、人気の高い選択肢となっています。
本ブログでは、セラミック治療の概要から種類、メリット・デメリットまで、詳しく解説していきます。
歯の健康と美しさを両立したい方は、ぜひ参考にしてください。
オールセラミック治療とは?
オールセラミック治療とは、虫歯や歯の破損に伴い、失われた歯の一部を補うために医療用セラミックスを使用する治療法です。これにより、見た目が美しいだけでなく、機能的にも優れた歯を行うことが可能です。
オールセラミックの特性
セラミックは、光の透過性があり、自然な色合いを再現することができるため、治療後も口元の印象を損なうことがありません。
さらに、以下のような特性があります。
- ①自然な外観: 天然の歯と同等の透明感や光沢を持ち、非常に自然な仕上がりになります。
- ②優れた強度: セラミックは、天然歯と同等の強度を持ち、噛む力にも耐えることができます。
③低い劣化率: 汚れや着色が付きにくく、長期間にわたり美しい状態を保つことができます。
治療の流れ
セラミック治療は、以下のような治療手順で進められます。
- ①診察: 患者の歯の状態を確認し、治療方法や素材について説明を受けます。
- ②歯の形成: 虫歯や損傷部分を除去し、その後セラミックを被せるための歯の形を整えます。
- ③型取り: 歯の型を取ります。
- ④セラミック歯の製作: 型に基づいて、歯に適したセラミックの被せ物を技工所で作製します。
- ⑤装着: 作製後のセラミック歯を慎重に装着し、噛み合わせや周囲の歯との調和を確認します。
セラミック治療の種類と特徴
オールセラミック治療にはさまざまな素材があり、治療内容や歯の部位によって、最も適切なセラミック材料を選ぶことが重要です。
以下に、主要なセラミック治療の種類とその特長について詳しく解説します。
ジルコニアセラミックス
ジルコニアセラミックスは、ジルコニアとセラミックで構成された被せ物で、自然な透明感が特徴です。審美性は非常に高く、特に見た目が重視される前歯に適しています。
e.max(イーマックス)
e.maxは、リチウム二ケイ酸ガラスを材料とした詰め物や被せ物です。優れた透明度と耐久性を持ち、従来のセラミックよりも割れにくく強いという特性があります。このため、前歯から奥歯まで、様々な部分で使われることができます。
ジルコニア
ジルコニアは、非常に強い二酸化ジルコニウムを主成分とした素材です。特に咬合力がかかる奥歯での適応に優れ、変色しにくい特性があります。ただし、透明度についてはジルコニアセラミックスやe.maxに劣るため、耐久性が必要な部位での使用が推奨されています。
ラミネートべニア
ラミネートべニアは、歯の表面を微細に削り、薄いセラミックを貼り付ける方法です。見た目が非常に美しく、短時間で処置が可能なのが特徴です。大幅に歯を削る必要がないため、歯の保存という観点でも良い選択肢です。
オールセラミック治療のメリット
セラミック治療は、数多くの利点を持つ治療法です。以下では、その中でも特に注目すべきポイントを詳しく解説します。
優れた審美性
オールセラミック治療の最大の魅力は、自然な見た目と色合いを再現できる点です。これは特に前歯など目立つ部分において重要で、周囲の歯と調和した仕上がりを実現します。他の金属やプラスチック材料に比べて際立ったメリットとなります。
虫歯リスクの低減
セラミックの表面は滑らかで、プラークや汚れが付着しにくい特性があります。これにより、口腔内の清潔さが保たれ、結果的に虫歯の発生リスクを低下させることができます。また、セラミックの変形や変色が少ないため、安心して長期間使用することが可能です。
金属アレルギーの防止
セラミックを使用することで、金属アレルギーの心配がなくなります。金属治療では時間経過とともに材料が溶け出してアレルギー反応を引き起こすことがありますが、セラミックにはそのリスクがありませんので、安心して治療を受けられます。
歯茎の健康を守る
金属製の詰め物を用いると、長期的に見ると歯茎が黒ずむ可能性があります。しかし、オールセラミックを使った治療ではそのような変色が起こりにくく、健康的な口腔環境を維持する手助けができます。
高い耐久性
セラミックは非常に強い素材で、適切にケアを行うことで長期間使用できます。特に被せ物は日常の咀嚼力にも耐えられるため、コストパフォーマンスも非常に良い点が魅力です。
簡単なお手入れ
セラミック治療を施した歯は、普段のケアがシンプルです。滑らかな表面が汚れを寄せ付けにくい特徴がります。日常の歯磨きと定期的なメンテナンスで十分な清掃が可能です。
セラミック治療のデメリット
セラミック治療には多くの利点がある一方で、いくつかの欠点も存在します。これを理解することは、治療を選択する上で非常に重要です。
以下に、セラミック治療の主なデメリットを詳しく見ていきましょう。
自費診療
セラミック治療は、一般的に保険が適用されない自由診療の範疇に入ります。
そのため、保険治療と比較して、費用がかかります。
セラミック治療の費用が高い理由はいくつかあります。
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素材の品質
高い審美性と耐久性を持つため、使用される材料が一般的な保険適用の素材よりも高価です。 -
製作工程の複雑さ
セラミック治療は精密な技術を必要とし、作業工程に手間がかかります。 -
歯科医師の技術や設備
治療を行う歯科医師の技術力や医院の設備によって費用が高くなる場合があります。歯科医院によって料金設定が異なります。
割れる場合がある
セラミック材は非常に高い耐久性をほこります。
ただし、陶器に似た性質があり、通常は割れるリスクは低いですが、強い力が加わった場合に破損する可能性もあります。
特に、強い噛む力を持つ方や歯ぎしりの癖がある人は注意が必要です。ナイトガードを使用するなどの予防策を検討することが重要です。
まとめ
オールセラミック治療は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた優れた治療法です。
治療費は高くなりますが、長期的な歯の健康を考えると魅力的な選択肢といえます。適切なセラミック材料を選び、日々のケアと定期的な検診を行うことで、美しい笑顔を長年維持することができるでしょう。
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