お口の中、乾燥していませんか?
今回は口腔の乾燥(ドライマウス)についてです。
まだまだ暑い日々が続く中、水分補給が十分にされていない事で脱水症状に繋がり、お口の中は乾燥しやすくなります。
また、マスクをする事で呼吸がし辛くなり、思わず口が開いてる状態が長くなったり、口呼吸になってしまっている方も多いのではないでしょうか。
他にも、お薬の副作用やストレス、カフェインやアルコールの摂りすぎ、タバコ、全身疾患による副作用(糖尿病、腎臓病、シェーグレン症候群)など
様々な要因からお口の乾燥に繋がると言われています。
◽︎お口の中が乾燥すると何が起こるか
✘ ネバネバ感、ヒリヒリ感がある
✘ お口の中にある菌の数が増殖
✘ 乾燥した歯面に歯垢(プラーク)が強固に付着し、歯ブラシで落としにくくなり着色汚れも着きやすくなる
✘ 口臭が強くなる
✘ 歯肉が腫れやすくなる
✘ 粘膜が荒れやすくなり、口内炎などが出来やすくなる
お口の中には無数の菌が存在し、また乾燥することで更に増殖した菌が食事の度に体内へと取り込まれていく。想像すると、少し怖くなりますよね…
歯ブラシやフロスでしっかりと歯垢を落とすことは前提として、菌を最低限に留める為にも唾液量は多い方が良いです。
1日の平均唾液分泌量は1ℓ~1.5ℓと言われています。
唾液の作用にはお口の中の汚れを流してくれる"自浄作用"や菌の繁殖を防ぐ"抗菌作用"など、歯周病や虫歯予防に欠かせないものが多く含まれています。
唾液腺をマッサージしたり(特に耳下腺からはサラサラな唾液が分泌されます)、よく噛む事でも唾液量は増えます。キシリトールガムも有効的です。お心当たりのある方は是非一度ご相談してみて下さい◡̈
まだ残暑が続く季節ではありますが、どうか水分をしっかり取ってくださいねꕤ
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