キーンとしみるその理由は?
こんにちは!なないろ歯科クリニックの歯科衛生士Mです!
寒い日もまだありますが、だいぶ暖かい日も増えてきてアイスやかき氷を食べる機会も増えてくるのではないでしょうか?
その際歯がキーンとしみることありませんか?
なぜしみるようになるのでしょうか?
知覚過敏とは
歯茎が下がったり歯のすり減りで象牙質が露出することが主な原因になります。
象牙質に開いている無数の細かい穴(象牙細管といいます)が刺激の通り道となるのです。
管の穴からは異物や細菌が内部に入ってこないように歯髄から外側へと常に歯髄液が染み出しています。
この時冷たい、熱いという刺激や歯ブラシなどの物理的刺激、細菌などの異物による刺激が加わると象牙細管内の歯髄液の流れに変化が生じます。これが歯髄に伝わることで痛みとして知覚される=知覚過敏となります。
また、砂糖が象牙細管の近くに存在する時も糖の濃度勾配を相殺しようと歯髄液の流れ出すスピードが速くなります。これも痛みとして知覚されます。
ただ、しみるだけと甘く見るのは危ないです!
知覚過敏の他、虫歯や歯周病、歯のすり減りなど歯にトラブルが起きている兆候のことがあるので注意が必要です。
なので我慢せず歯科で診てもらうことが大切です!
知覚過敏だった場合、歯磨きが大切になってきます。
中でも重要なのが「歯磨き剤の成分」です。
知覚過敏は露出した象牙細管が刺激の通り道になると先程お話しましたが、その刺激の通り道をふさいだり、刺激に対する神経の反応を抑える成分があります。
1つ目【フッ素】
再石灰化を促進するフッ素の作用が象牙細管の中に石灰化物を沈着させて層を作り管を少しづつ封鎖します。1450ppmの高濃度フッ素がオススメです。
2つ目【硝酸カリウム】
神経の反応=知覚を鈍麻する薬剤として知覚過敏治療の塗布剤としても使われている成分です。
これら2つが入った歯磨き剤をまずは使い続けてもらうことが大切です!
磨き方としてはできるだけ長い時間歯磨き剤がお口の中にある状態を作ることが大切です。
最低3分は歯磨きをし、すすぎは1回にとどめましょう。歯ブラシは毛先のやわらかいものがオススメです。
歯磨き時に力が入っていてそれで歯や歯茎を痛めている方も多いですので磨き方の指導も受けましょう!
当院ではさらに
3つ目【乳酸アルミニウム】
開口した象牙細管をふさぎ刺激をブロックする薬用成分
3種の知覚過敏予防成分が含まれた歯磨き剤を置いています!
それが『メルサージュヒスケア』です!
ぜひ知覚過敏が気になる方は1度手に取ってみてください✨
フッ素も1450ppmの高濃度配合なのでかなりオススメです!
詳しくは歯科衛生士にご相談ください😊
衛生士M
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